もう一つ人文系の小論文のテーマを挙げよう。こちらも24年度、慶應義塾大医学部が出したものだ。それは、夏目漱石の直弟子だった、文筆家で物理学者の寺田寅彦の随筆「科学者とあたま」を読み、「科学者は頭が良いと同時に頭が悪くなくてはいけない」ということに関し ...
理数を中心にすべての受験科目で高得点が求められる医学部受験では、小論文も課されるケースが多い。中には、書きづらいテーマを好んで出す大学もある。そんな“奇問難問”にどう対処すればいいのか。医学部専門予備校「D組」校舎長の七沢英文さんに聞いた――。
科学者は現象を分析し、一連の理論を構築するために、正確かつ緻密な頭脳を要する。その意味で科学者は確かに頭が良くなければならない。一方、常識的にわかりきった事象に対し、何かしら疑問を持ち、苦心しつつ探究する姿勢が求められる。時に盲目的に自分の興味の対象 ...
こうした「商売」が発生していることも情けないが、日本の若い女性たちがアメリカ人からそのように見られるようになったということも深刻である。過去に日本人が東南アジア諸国の女性に対して持っていた偏見・蔑視が今、日本に向かおうとしているということになるからで ...
その突きつけられた国保料88万円をどうしたか。実は所得によって保険料が変わらない「職業別の国保(国保組合)」に加入し、年度途中から大幅に国保料が減額され、年間44万円になった。これについて詳しくは本書をご覧いただきたいが、だがこれも3年前と比べて24 ...
休みの日に疲れやストレスを取り去るにはどうすればいいか。心理カウンセラーの片田智也さんは「日本人は勤勉な国民性だからか、無意味で非生産的な時間を過ごすことに罪悪感を抱きがちだが、それこそが正しい休み方だ。休日にまで義務感や生産性を持ち込んではいけない ...
本当に自由な生き方とは何か。経済ジャーナリストの森永卓郎さんは「私がいま『言いたい放題』『書きたい放題』やっても、暗殺者から見逃されているのは、おそらく私ががん患者で『もうすぐ死ぬ』という最強のカードを持っているからだ。余命宣告を受け、完全なる自由を ...
曲のヒットは、番組にも多大な恩恵をもたらした。「ハイスクールララバイ」がオリコンシングルチャート1位を獲得した翌週に、『欽ドン!』は初めて視聴率30%の大台を突破した。歌番組でイモ欽トリオを見てファンになった若い世代にも、番組を見るひとが増えたのであ ...
私にとって経済アナリストという仕事は、必ずしも本業ではない。単にカネが稼げている仕事になっているだけだ。それはそれでありがたいことなのだが、他にもやっている仕事はたくさんあって、それらの仕事はお金になっていないだけなのだ。
20年前、結婚したばかりの美保さんは夫婦で協力し合って働き続けるのだろうという未来を思い描いていた。第1子を妊娠して職場を辞めることになったときに夫に伝えた「必ず社会に復帰したい」という願いを実現することは、長男のケアを一手に引き受けたことで長いあい ...
③事例1「最初の、みんなが楽しめるという点ですが、ボウリングは老若男女問わず、誰でもプレーできます。スコアにハンデをつけることで、うまい下手にかかわらず、みんなが拮抗して勝負できることも、幅広い年代が揃う社内イベントには最適です。
いいところまで進んでも出版にこぎつけずに頓挫するといったことを繰り返していた。そこで、当時連載していた神戸新聞の記事を強引に童話化してみたのだが、一回で連載は打ち切りになってしまった。次に自分の経済に関する本のあとがきを童話にしたのだが、一向に話題に ...